かつて「ゲームのある風景」だった場所

うろ覚えの記憶だけを頼りに、かつてゲームセンターやゲームショップ、他にもゲーム関連の店舗や施設のあった場所の「今」を見ていくだけのページです。時々変なノスタルなんかも交えて。

2000年代まで残り、姿を消した街の小さなゲーセン

【うろ覚えデータベース】
店名:確か「マッドマウス(写真上)」と「マッドマウス2号店(写真下)」
場所:JR武蔵新城駅から徒歩4分くらいで「マッドマウス」、2号店はそこから2分ほど
閉店・閉鎖時期:「マッドマウス」は確か2000年代、2号店は不明

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JR武蔵新城駅近辺は古くから近郊労働者のベッドタウンとして
住宅、アパート、マンションがひしめき、80年代の駅前には
多数の商店街が賑わっていました。

バブル崩壊以降、企業の統廃合が進み川崎市内の各企業が
移転・倒産・人員縮小を繰り返した事で人の流れが鈍り、郊外の
大型量販店の進出も合わさったことで、これらの商店街が斜陽化し、
今、その辺りを歩いてもかつての賑いが無くなっているのを肌で感じます。

その中でもこの「マッドマウス」は80年代から何のかんの言って
2000年代まで残り続けた稀有な「街のゲーセン」だったのですが
現在は「飲み屋街の飲み屋の一つ」となっておりました。
当時この店内に「アフターバーナー」か何かのセガ製の、
体感ゲームのコンパクト版筐体が1台置かれていたのですが
そんな店側の努力も当時の自分には「デカすぎて邪魔だなあ」
と思った程度でした。

2号店は元々商店街コロニーから外れた「更に寂れた飲み屋街」だったので
当時もそんなに足を運んでいなかったため、いつ消えたのかはわかりません。
現在は写真後ろの音楽教室のライトの眩しさにかき消されまくった
シャッターの降りたスナックが見える程度です。