【川崎市】初めて見たときから既に消滅していたインベーダーブームの徒花
うろ覚えデータベース
店名:不明
場所:JR南武線武蔵新城駅、武蔵溝ノ口駅からそれぞれ徒歩15分超ほど
某自動車教習所の踏切を隔てた目と鼻の先
閉店・閉鎖時期:1980年代前半?(詳細不明)
今回は小ネタで、自分がこの街を初めて訪れた時にはすでにこの店舗は閉店しており
看板だけが残っていた状態でした。
線路と人一人通るのがせいぜいの歩道しかない道に挟まれたごく狭い
ゲーセンがここに存在していたようです。当時はその建物も非常に小さく
写真の建物の手前半分、下手すれば4割程度の大きさしかありませんでした。
想像ではありますが、写真に写っている電車の向こう側、つまり踏切の
反対側に当時から現存している自動車教習所がある事から、80年代初頭の
インベーダーブームの頃に教習所の生徒を当て込んで作られた
ゲームセンターだったのが、ブームの終焉とともに消えていったのだろうと思います。
電車の駅からめちゃくちゃ遠い上、自転車を止めておけるスペースも殆どなく
近所のガキ需要も見込めないロケーションではこうなることも無理もないでしょう。
(一応路線バスと教習所と駅を繋ぐシャトルバスはあるのですが)
その後は仕出し弁当の作業場だか何だかといった何種類かの小さな工場を経た後、
すぐ後ろのこれまた小さな工場のあった土地と合わさって現在の建物へと
変わっていった模様です。
【川崎市】映画街に現れては消えていったゲーセン そして復活へ
うろ覚えデータベース
(1軒目)
店名:不明
場所:JR川崎駅、京急線京急川崎駅から徒歩数分
閉店・閉鎖時期:1980年代末?(詳細不明)
(2軒目)
店名:シルクハット チネチッタ
場所:同上
閉店・閉鎖時期:2002年以前と思われるが詳細不明
(3軒目)
店名:不明(シルクハット チネチッタ第二期?)
場所:同上
閉店・閉鎖時期:2010年代(詳細不明)
川崎駅近くにある映画街。
かつては「銀柳街」とよばれ(商店街の名前としては現存)、1990年代頃からのリニューアルを経て現在はそこに建てられた複合施設の名前や映画館名から「シネチッタ」「チッタデッラ」として親しまれています。
その映画街にこの40年ほどの間に何件かのケーセンが生まれては消えていきました。
1軒目
1980年代頃には3件ほどのゲーセンが存在していました。再開発で建物がごっそり建て変わった区画があったりして位置まで記憶が残っていたのはこの辺りにあった1件のみでした。このゲーセンのあった建物も建て変わっているような気もします。
後述の「シネチッタ」開業直前の頃にはこの映画館のある通りのゲーセンは3件全てなくなってしまいました。
あまり大きな建物ではなかったのでゲーセンとしても小柄だったため、当時の記憶としては大型の競馬ゲームのセガのバイクゲーム「ハングオン」の大型筐体がやたら目立っていた印象だけが残っています。
2軒目
1987年代頃からこの辺りの再開発も始り、皮切りに「シネチッタ」として建て直された映画館の地下階にオープンしたのが「シルクハット シネチッタ」でした。映画館の地下だけあってそこそこの広さがあったのですが、それほど長く続かずにパチ屋に変わってしまった印象があります。そのパチ屋も昨年夏で閉店となってしまいました。
(今回の写真は3件とも昨年の9月初旬に撮影したものです)
3軒目
2002年に映画館も含めた大型複合施設「ラ・チッタデッラ」が開業し、その中のテナントとしてゲーセンもありました。螺旋状建物の半地下部分だったため。広さそのものはそこそこあったもののやや細長いフロアだったため若干窮屈に感じた印象がありました。それと当時音ゲーが太鼓の達人しか無かったので個人的にあまり足繁く行く事が無かった事も覚えています。
「ラ・チッタデッラ」自体は現在もありますが、このゲーセンも前述のシルクハット同様数年で姿を消し、現在跡地はインドア型ゴルフ練習場となっています。
このように十年ほどゲーセンが完全消滅したこの一角に、今年3/31からタイトー直営のゲーセンがオープンします。場所はおそらく今回の記事の2件目の場所だと思います。
【川崎市】パチ屋→ゲーセン→またパチ屋
【うろ覚えデータベース】
店名:AM PIA川崎
場所:JR川崎駅、京急線京急川崎駅から徒歩数分
閉店・閉鎖時期:2010年代初頭?(詳細不明)
大型のゲーセンといえばかつてはパチンコ屋が経営母体だった所が多いので
パチンコ屋からゲーセンになったり、またその逆も多かった頃もありました。
しかし現在ではゲーセンの減少傾向に歯止めがかからず。パチンコホール事業も
様々な要因でパチンコ屋の閉店数が増加傾向にあるようです。
今回紹介する旧AM PIA川崎も3階建てだか4階建てだかのパチンコ屋の
2階フロアが一時期ゲーセンだった店舗でした。
大型のパチ屋の1フロアだけあって店内はそこそこ、広くゲーム機とプライズ機が半々といった感じで往時は自分も何度か足を運んだ店舗でした。この店舗も数年程度で再び全フロアパチンコ屋に戻って今に至ります。
店舗自体はすぐ近くの経営難となった某土着デパートのテナントとして移転し、現在は
「シルクハット川崎モアーズ」として現在も営業しているようです。
【横浜市】消えゆくカオスの残り香がある街
【うろ覚えデータベース】
店名:AM PIA綱島
場所:東急東横線綱島駅の駅前
閉店・閉鎖時期:2010年には無くなっていたかも(詳細不明)
かつては大正時代に出た鉱泉が元で綱島温泉として昭和後期まではマイナーな温泉街でした。昔の温泉街にどうしても付随してくるのがちょっとした「花街」で、今でも綱島の駅前を夜に通ると近隣の他の駅前に比べると「そういったお店」の客引きとおぼしき男女の姿がそこここに見えます。
そんな歓楽の街という側面のあった綱島駅近辺に、90年頃までは5軒ほどのゲーセンがあったのですが現在ではクラブセガの1件のみ(歩いて鶴見川を渡って少し行くとラウンドワンはありますが)となりました。
そんな綱島駅前に2000年代中頃までは1フロアながらけっこうな広さをもっていたゲーセンが「AM PIA綱島」でした。名前の通りパチンコ屋が母体のゲーセンだったためゲーセンの凋落が深刻化しだした2000年代の終わりには姿を消し1階のパチンコ屋を増床させていましたが、現在はさらに別の店舗(居酒屋とボルタリングジム)へと変わっていました。
現在、相鉄線の延伸絡みで再開発の進む綱島駅近辺ですが、かつての「色街」の匂いはどこまで掻き消えるのでしょうか。
余談にはなりますが、同じ東横線沿線だと新丸子駅近辺も同様の歴史があり、現在でも綱島街道を通ると丸子橋の手前でいきなりラブホテルが1軒デーンと建っているのがその名残だったりします。
【川崎市】ゲーセンは二度死ぬ
【うろ覚えデータベース】
店名:(写真1枚目)不明、確か「ピットイン」だとかいった感じの車関係っぽい名前
(写真2枚目)中央プラザ武蔵新城店
場所:JR南武線 武蔵新城駅から徒歩1~2分
閉店・閉鎖時期:「ピットイン」(?)→80年代終盤?、「中央プラザ」→不明(2005年頃までは存在していたような記載がとあるタウン系口コミサイトに有り)
今回一度に二件紹介するのは、同じビルに2度ゲーセンがあった時期のある建物です。
一度目は恐らくかつてのインベーダーブームの後頃に出来たものの80年代の終わりごろに姿を消しました。当時としては以前紹介していた「アーリ」という店からも近く、個人経営としてはそこそこの規模のゲーセンが2件あった事になります。
当時こちらには「アーリ」にはなかった大型筐体のゲームもあり、筆者が記憶している中ではセガ製のオフロードバイクレース「エンデューロレーサー」や任天堂のボクシングゲーム「パンチアウト!!」シリーズの純正筐体、LDだか何だかで原作アニメ映画の一部映像がデモで流れた「幻魔大戦」が有った記憶があります。
このゲーセンが消えてから数年後に、同じビルの今度は2階に中央プラザ武蔵新城店が出来、学生自体の自分はかなり入り浸っていました。
この店については個人的に色々思い出があるのですが、それらを書き始めると長ったらしくなるので、いずれ別の機会に雑記として載せることにします。
その中央プラザ武蔵新城店2000年代初頭に姿を消し、現在「中プラ」のあった2階部分はパチスロ店になっています。ちなみこのビルの1階部分は初めて見たときからずっとパチンコ店のままです。
【東京(国分寺市)】とあるゲームの1シーンに登場したゲーセン
【うろ覚えデータベース】
店名:アミューズメントスクエアMO(モー)
場所:JR中央線・西武国分寺線・多摩湖線 国分寺駅から徒歩1分
閉店・閉鎖時期:不明
国分寺の駅前をおよそ20年ぶりに訪れました。
この国分寺駅の目の前に学生時代の友人がバイトしていて、時々訪れたゲーセンがありました。それが今回ご紹介する「アミューズメントスクエアMO(モー)」
当時この店舗は1フロアながらも結構な広さがあり、たくさんのエアロシティ型筐体のゲームや音ゲーが置かれていた記憶があります。
またこの店舗ですが、1998年に発売されたPlayStation用アドベンチャーゲーム「サンパギータ」内の1シーンにあるゲームセンターでのシーンの背景の元ネタとなった店舗でした。(前述の友人から教えてもらいました)
取材後しばらく該当の画像をネット上で検索したのですが、ついに見つからなかったのでAmazonのリンクしか貼れませんでした。
現在は再開発があったようで駅前の様子が当時と若干変わっており、ゲーセンがあったような様子は微塵も感じられませんでした。
建物自体も建て替わっているかもしれません。
【青梅線沿線】位置も店名も思い出せない小さなゲーセン
【うろ覚えデータベース】
店名:不明
場所:JR青梅線 福生駅と羽村駅の中間あたりでどちらからも徒歩10分以上
閉店・閉鎖時期:不明
前回のビッグチェリー羽村店跡を訪れた際にもう1件当時そこそこ足を運んでいたゲーセンの跡地を訪れました。
場所としては青梅線から少し離れたところで路線を並走しているように続く「市役所通り」と呼ばれる道に面している所になります。
上の写真の辺りに20年以上前に小さなゲーセンがあったのですが、具体的な位置も店名も思い出せません。写真中央に見える半円形にせり出た螺旋階段のある建物のすぐ脇くらいまでは思い出せるのですが、どちらの脇にあったかの記憶が曖昧なのです。
このゲーセンですが、店の入り口にDDR、中には格ゲーなどのテーブル筐体が数台とあとはプライズマシンとパチンコ・スロット物といったラインナップで、パチ・スロの出玉をいったんチケットに変換して、合計の点数に応じてショーケースの中にあるプライズ景品と交換できるといった風営法的にそれどうなのよなシステムを採用してました。(当時の私はほぼDDRが目当てだったのでチケットをゲットしたことは一度も無いですが)
それと写真中央の螺旋階段の建物はそのゲーセンがあった当時はおもちゃ屋で、模型関係の品ぞろえが割と豊富だった記憶があります。
現在はごく普通の街道沿いになってしまい、おもちゃ屋だった建物は外観と看板からは何をしてるのかが分かりにくい会社の社屋になっている様でした。
(※もしこのゲーセンに関して何かご存じな方がいらっしゃいましたら、コメントに書き込んでいただけると助かります。)