均一化していく「駅前」にかき消される「昭和」
【うろ覚えデータベース】
店名:立川第一デパート
場所:JR/多摩都市モノレール 立川駅から徒歩1分程度
閉店・閉鎖時期:2012年
今回はちょっと毛色の違う物件です。
以前の記事の「取材」で立川に寄った際、こちらも写真に収めなければと思い立ち寄りました。
一応、末期の頃に建物の中にゲームコーナーもありましたのでここでも取り上げることに
しました「立川第一デパート」跡地(2013年5月撮影)です。
この立川第一デパート、始めの頃はごく普通のデパートでしたが
平成に入った頃から元々このビルに入居していた「コトブキヤ」の影響からか
いわゆるヲタというかホビー系の店舗が入居するようになり、近隣に
あったビルにゲーマーズが入居したりなどで立川が「プチ・ヲタク街」と
なっていた一時期の一翼を担う「独自性の高い」デパートになっていました。
ところが近年の「再開発」の元にこの「プチ・ヲタク街」化が水を挿された
形となってしまい、元々築40年以上の老朽化もあった事から
このビルそのものが消滅する事となってしまいました。
在りし日の「立川第一デパート」の姿はググれば結構出てくるので
そちらも合わせてご覧いただけばこのビル独特の「昭和の空気」が
感じ取れるかと思います。
筆者もとある西東京の街に在住していた時期があり、このビルには
よく足を運んでいたものでした。